公開講座

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公開講座の開催

2023年5月14日(日) ICTと国語科授業実践② 「マンガ」で「読むこと」の力をつける

2023年2月9日 12時00分

開催日:5月14日(日)14:00~17:00(Zoomミーティング)※アーカイブ配信はありません

テーマ:ICTと国語科授業実践②―「マンガ」で「読むこと」の力をつける―
コーディネーター 羽田潤(兵庫教育大学)
登壇者 大久保紀一朗(島根大学)
岸圭介(早稲田大学系属早稲田実業学校初等部)

詳しくは以下のホームページをご覧ください。

https://sites.google.com/view/jtsj2023shimane/%E5%85%AC%E9%96%8B%E8%AC%9B%E5%BA%A7

公開講座ブックレット(過去の公開講座PDF)

タイトル
公開講座ブックレット4『国語科材教研究の方法 ─伝統的な言語文化・文学教材(現代文)─』
発行日
2013/02/10
概要
今回の公開講座は、「教材研究の方法」をテーマに、その研究の成果と課題を整理し、これを簡明な内容に編成して、広く現職教員にも公開し、「教材研究の方法」の「現在」を共有することが目的である。授業の基本要素が「教師・教材・学習者」であることからも、「教材」の視点からこの基本関係を検討することは国語教育界の恒常的な課題であり、多くの関係者の関心を集めるところでもある。折しも、学習指導要領の改訂によって新設された「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」の実践的対応にも関心が集まっており、この講座では、発表者それぞれが「教材」概念を再検討する意図をもって登壇し、様々なかたちで通時的・共時的な展望がひらかれている。
(塚田泰彦 まえがきより)
講座開催日など
第一回「教材研究の方法─伝統的な言語文化の教材研究─」(平成22年5月30日、東京学芸大学)

第二回「文学教材研究の方法─現代文を中心とした教材研究の方法─」(平成22年10月31日、鳴門教育大学)
目次
目   次
まえがき ……………………………………………………………… (塚田 泰彦)

第一部教材研究の方法─伝統的な言語文化の教材研究─
講座内容の概要 ………………………………………………… (小川 雅子) …… 3

序章 国語教材研究の史的展開と伝統的な言語文化 ……… (小川 雅子) …… 9
1 国語教材研究の史的展開
2 「伝統的な言語文化」の教材研究の観点

第1章 平家物語の実践を中心に …………………………… (松原 洋子) …… 12
1 はじめに
2 『平家物語』を教材化する方向性
2-1 生徒の実態
2-2 中学生に対しての古典の指導にあたり心がけること
3 『平家物語』を中心にすえた単元の実践(授業者による実践の歴史)
3-1 単元名「絆」中心教材は「木曽の最期」
3-2 単元名「人の生き方̃平家物語の群像から」中心教材は
「木曽の最期」
3-3 単元名「情報という観点から見た『平家物語』」中心教材
は「木曽の最期」
3-4 単元名「メメント・モリ(死を想え)─『平家物語を中心に』」
中心教材は「壇の浦の合戦」
3-5 単元名「生きる メメント・モリ(死を想え)─『平家物語
を中心に』中心教材は「壇の浦の合戦」
4 最後に

第2章 古典教材研究の方法
─戦後の教材研究の展開をふまえて─ ………… (渡辺 春美) …… 20
1 研究のねらい
2 戦後における教材研究展開の概観
2-1 教材研究展開の概観
2-2 古典教材研究の課題
3 古典教材研究の方法
3-1 目標(学ぶべき価値・技能・情意)
3-2 古典教育の方法─授業の活性化を中心に─
4 研究のまとめ
第3章 神話教材の開発 ……………………………………… (小川 雅子) …… 30
1 はじめに
2 教科書における『古事記』
3 『古事記』神話の教材化の観点
4 大学生への実践(伊邪那岐命と伊邪那美命の話)
5 小学校6年生における二つの実践例
6 おわりに

第二部文学教材研究の方法 ─現代文を中心とした教材研究の方法─
講座内容の概要 ………………………………………………… (上谷順三郎) …… 39

第4章 教室における文学の学び方 ………………………… (飯田 和明) …… 45
0 はじめに(提案内容の骨子)
1 「教材化」について
1>1 教師・教材・授業
1>2 「教材化」という概念
2 授業「『走れメロス』を読むことによる文学の学び方」の構想
2>1 文学教育と教材研究~本単元の構想へ
3 単元の計画と授業の実際
3>1 授業計画
3>2 授業の実際
4 本実践の意味─国語教材化論につなげて─
4>1 本実践の成果・課題として
4>2 「国語教材化論」としての意義と「教育の論理」
5 おわりに~これから
6 参考文献

第5章〈文脈〉の読み方
―文脈化/脱文脈化/再文脈化― ……………… (丹藤 博文) …… 54
1 言語活動と〈文脈〉
2 文脈化と脱文脈化
3 非文脈という問題
4 再文脈化へ
参考文献

第6章 文学の授業における言語活動の構想
―文学(理解)の“活用”をめぐって― ……… (土山 和久) …… 62
1 はじめに
2 読みの多層モデルと教材分析の視点の拡張
3 状況や目的を与える文学の読みのモデル
―ワークショップ「文学を用いる」を手がかりに―
3>1 空間をデザインするために:ポエムの家
3>2 他者とのコミュニケーションのために:語りかける文学?
4 おわりに
引用および参考文献

あとがき ……………………………………………………………… (小川 雅子)
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